ハーレーのクラッチ&シフト(ハンドシフトの仕組み)

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クラッチ&シフトを学ぶ

3速に始まりショベルヘッドまでは4速、エボリューションで5速。時代とともに進化してきたミッションですがクラッチも同様に進化してきました。ハーレーダビッドソンのクラッチ&シフトについて紹介していきます。

昔のハーレーには「ハンドシフト」なる操作方法があった

オートマ限定免許ならいざしらず、オートバイ乗りである人であればクラッチやシフトについて知らない人はいないと思います。それではシフトチェンジはどうやってするものなのでしょう?「手でクラッチを握ってフットペダルで変速する」これが正解です。しかしハーレーの場合、その答えだけでは不十分です。昔のハーレーには「ハンドシフト」なる操作方法があったからです。正しくは「フットクラッチ/ハンドシフト」。これを実際やったことのある人はあまりいないと思います。

ハーレーのハンドシフトの仕組み

ハーレー・ハンドシフトこのハンドシフトとは、フットペダルでクラッチを操作してタンク脇のシフトノブを左手で動かしてシフトするというものです。クルマのシフトと基本は一緒といえば分かりやすいと思います。ナックルヘッドやパンヘッドでおなじみの純正ハンドシフトのクラッチは前後に踏み込むことのできるシーソーペダルで、後ろに踏むとクラッチが切れ、前に踏み込むとつながるという仕組みになっています。当時最大のライバルであったインディアンのハンドシフトは、後ろに踏み込んでつながるもの。このあたりにもライバル関係が見て取れます。この純正クラッチはペダルが戻らずにどの位置でもロックするため、ロッカークラッチとも呼ばれています。どちらにしても走行中にハンドルから手を放して操作をしなければならないなどというのは、経験のない現代のライダー諸兄にとっては信じられないことでしょう。このハンドシフトにもいくつか種類がある。タンクにシフトノブがついた最も一般的なタイプはタンクシフトと呼ばれ、これに対してポリス仕様はシフトのリンケージがフレームに取り付けられていました。またこのポリスシフトはクラッチペダルがシーソータイプのロッカーでなく、踏み込むと切れてスプリングで戻るクルマと同じタイプで、ノンロッカークラッチとも呼ばれています。チョッパーはほとんどがこのノンロッカーです。

「ジョッキーシフト」と「スーサイド・チョッパー」

チョッパーには、ノーマルのタンクシフトのリンケージをすべて取り外してミッションにダイレクトにレバーを取り付ける「ジョッキーシフト」が使われることが多いです。お尻の下にあるシフトレバーに手を伸ばす姿が、馬にムチを打つ競馬のジョッキーのようだとつけられた名前です。タンクのシフトを手で操作するだけでも信じられない人にとっては、このチョッパーに乗る人達の発想がまったくもって理解できなきかもしれません。しかしさらに付け加えると、ノンロッカークラッチ+ジョッキーシフトの上にフロントブレーキを取り外す人までが少なからずいました。最も過激なこのチョッパーは「スーサイド・チョッパー」と呼ばれています。スーサイドとは自殺の意味です。まさに一般の常識から考えれば自殺するために乗るようなバイクかもしれません。

ハーレー・ジョッキーシフト

ジョッキーシフト

馬にムチを打つ競馬のジョッキーが由来。

ハーレー・スーサイド・チョッパー

スーサイド・チョッパー

スーサイドとは自殺の意味です。

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