ハーレーダビッドソン・フラットヘッド

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フラットヘッドを学ぶ

パンヘッドやナックルヘッドと並んで未だに多くのハーレーファンを魅了し続けるサイドバルブ。フラッドヘッドと呼ばれるこのマシンは一体どのようなモデルなのでしょう?フラッドヘッドについて紹介していきます。

サイドバルブエンジン・シンプルな構造

ハーレーダビッドソン・フラッドヘッドフラットヘッドとはサイドバルブ・エンジンを搭載するモデルの総称をいいます。サイドバルブはナックルヘッド以来、ハーレーダビッドソンが採用しているOHV=オーバーヘッドバルブ駆動システムです。OHVはバルブがシリンダーヘッドの上に取り付けられ、プッシュロッドとロッカーアームを介してカムシェフトによって開閉するのですが、サイドバルブはバルブが上向きに取り付けられ、カムが直接バルブを上に向かって押し上げるという不思議な方式になっています。今では古めかしいシンプルな機構となっているOHVでさえ複雑に思えてしまうほどサイドバルブの構造はシンプルにできています。特にシリンダーヘッドはバルブやスプリングが組み合わされたOHVとは違い冷却用ファンが切られた単なる「蓋」に過ぎません。この蓋を外すとバルブとピストンがまっ平らに並んでいるので、これを総称してフラッドヘッドと呼ばれるようになりました。このサイドバルブエンジンはパワーこそないものの、使われるパーツの数がきわめて少ない為にコストが安く耐久性に優れているので、今でもトラクターのエンジンやコンプレッサーなどの動力エンジンに使われています。

ハーレーダビッドソン社の中で最も長い歴史を持つエンジン

ハーレダビッド・WRハーレダビッド・ソンフラットヘッドの代表は「ベビーツイン」と呼ばれる45キュービックインチ=750W系モデルでしょう。1932年に製造が始まり最終的には1974年までの42年もの間作り続けられたこのエンジンは、ハーレーダビッドソン社の中で最も長い歴史を持っています。その中には市販モデルのWLや軍用車であるWLA、WR/WLDRといったレーシングマシーン、サービスカーと呼ばれる三輪バイクなど、多くのユニークなモデルが含まれています。ハーレダビッド社で作られた初めてのフラットヘッドは、1930年に登場した74キュービックインチ=1200ccのVL。その後80キュービックインチ=1340ccも出て、ULに引き継がれ1945年まで作られていました。また1952年には新設計のハイパワー・エンジンを搭載したスポーツモデルの「モデルK」が発表されました。4カムを採用したKはスポーツスター直系の先祖ともいえるモデルです。
VL/UL/Kは数は多くはないものの、長きに渡って製造されたWL系は未だ数多く現存しており、純正/社外品問わずパーツも豊富な為、世界中に多くのマニアが存在します。

ハーレー車の作りだしたサイドバルブモデル

VL

1930年~1940年の10年間生産された。 排気量1200cc
本の陸王のベース車両にもなったモデル。

ハーレーダビッドソン フラットヘッド WL

WL

37年から生産されるフラットヘッドモデル。排気量750cc
「ベビーツイン」とも呼ばれてるモデル。

ハーレーダビッドソン フラットヘッド UL

UL

1936年~1945年の9年間生産された。 排気量1340cc
ハーレー社のサイドバルブエンジンの中では最大の排気量を誇るモデル。

ハーレーダビッドソン フラットヘッド KR

KR

1952年~1969年の17年間生産された。 排気量744cc
現在のスポーツスターの元祖的ともいえるモデル。

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